現役産婦人科医の時間外診療

平和島レディースクリニック

診察室では説明しきれないことを中心に

妊娠中に食べてはいけないローストビーフ

初めて妊娠した方は不安がいっぱいで、赤ちゃんが子宮の中に確認できた時点で「何か心配なことはありますか」と尋ねても、「何を聞けばいいのかわからない」と言われることが多いです。

 

そんな中でもよく聞かれるのは「妊娠中にやってはいけないこと」

 

お酒やタバコは当然ダメなので、みなさんうなづいてくれるのですが、生肉や生ハムなど加熱不十分なお肉はダメだというと、驚かれることも多いです。

 

特に、近頃よく見るローストビーフ。あれも怪しいですよね。

 

いわゆる加熱不十分なお肉で心配なことは

 

トキソプラズマ

 

という微生物に感染してしまうこと。

 

妊娠中に感染してしまうと、赤ちゃんに影響が出ることがあるので、疑わしい食べ物は避けた方がいいですよね。

 

このトキソプラズマ、肉の中心が67度になるまで加熱すれば大丈夫と言われています。

 

けれど、世の中の全てのローストビーフが本当にそこまで加熱されているでしょうか。

 

そう考えると、あえて妊娠中にローストビーフを選んで食べなくてもいいですよね。

 

というわけで、妊娠中はしっかりと火が通っているお肉を食べましょう。