平和島レディースクリニック

診察室では説明しきれないことを中心に

ディナゲストがついに安くなります!

生理痛がひどい方の中には鎮痛剤で何とかしのいだり、ピルを飲んだり、ディナゲストという薬を飲んだりされている方はとても多いと思います。

 

ピルに関しては、副作用の点であったり、血栓症という稀な副作用が怖くて飲めなかったり、といろいろ制限がある薬ではあります。

 

そんな血栓症という制限を気にせずに飲める薬が

 

ディナゲスト

 

というものになります。

 

これは、様々なリスクがあってピルが飲めない方でも、比較的安心して内服してもらえる薬なので、とてもお勧めなのですが、唯一のネックが金額でした。

 

保険が使える薬なんですが、製薬会社の決めた飲み方をすると、1ヶ月で8000円から9000円くらいになってしまうのです。

 

ピルであれば、1ヶ月で2000円から3000円なので、金額的にディナゲストのハードルはとても高かったのです。

 

 

そんなディナゲストに後発品、いわゆるジェネリックが発売されることになりました。

 

おそらく今月中には発売されるだろう、ということです。

 

 

値段はいままでの半額ほど。つまり1ヶ月に4000円前後になるそうです。

 

これで、ピルが飲めない方でもディナゲストが比較的飲みやすくなったと思います。

 

 

唯一、ディナゲストで心配なのは、出血が多くなる方が時々いらっしゃる、ということ。

 

特に子宮腺筋症といって子宮の壁が厚くなっている方がディナゲストを飲むと、大出血してしまう可能性があるので、そこは要注意だと思います。

 

ただ、それ以外には大きな副作用はないので、ピルは飲めないし、ディナゲストは金額的にちょっと、、、と思っていた方は、是非一度ディナゲストを試してみてくださいね。

 

 

月経前症候群の方へ

生理前になると、どうも調子が悪くなる、という方は多いと思います。

 

調子の悪さは、気分の浮き沈みであったり、イライラであったり、頭痛であったり、人によって様々な症状が出ます。

 

本当にいろいろな症状が出てきますが、生理が始まると、スーッとよくなっていくのが特徴です。

 

そういった生理前に調子が悪くなることを

 

月経前症候群

 

と言うのですが、これは超音波検査や血液検査で診断するものではなくて、普段の様子を聞かせてもらうことで診断します。

 

ですので、純粋に月経前症候群だけであれば、内診検査や採血は必要ないんですね。

 

実際の治療としては、漢方薬やピルを使うことが多いのですが、生理痛や生理不順もあって、1種類のお薬で治療しようと思えば、やはりピルが便利です。

 

ピルを飲んではいけない人もいますので、その条件に当てはまらなければ、ピルはオススメです。

 

 

もちろん、実際の治療薬は患者さんと相談しながら決めていきますので、処方薬を試してみたい方は相談にいらしてください。

 

内診検査がないので、婦人科受診に抵抗のある方でも、比較的ハードル低く受診してもらえると思います。

 

 

 

二日間の診察を振り返って

開業して1週目が終わりました。

 

木曜に開業したので、たった2日だけでしたが、特に大きなトラブルもなく終わったと思います。

 

もともと通院していた患者さんに加えて、新たにホームページから予約を取って受診される患者さんもいらっしゃって、やはりホームページと予約システムを導入しておいてよかったなと思います。

 

予約がなくても診察いたしますが、待ち時間が長くなる可能性や、臨時休診の可能性もありますので、お電話かホームページで予約を取っていただければ、と思います。

 

 

さて、この二日間で最も大きなトラブルと言えば、通勤時間のことです。

 

初日は、いつもより早く出たのに、電車の方向を間違えてしまい、駅ですれ違った修学旅行生と再び同じ駅で出会うという少し恥ずかしい思いをしました。きっと、東京で顔も服も似てるソックリさんに出会ったという良い思い出になったことでしょう。

 

そして2日目。前日の教訓から、診療開始の2時間前に家を出ました。1時間以上前にクリニックに到着するはずが、、、4駅ほど手前でまさかの人身事故。全く電車が動かなくなり、みんな電車を降りてタクシーに乗ろうとしますが、朝からそんなにタクシーは走っておらず。

 

おかげで30分以上、汗だくになりながら歩くことになり、結果的に診療開始の5分前にクリニックに到着することになりました。

 

2日とも遅刻して患者さんに迷惑をかけることはありませんでしたが、スタッフのおかげで診療の準備を整えることができていました。

 

最初の最初からスタッフに頼りっきりで、ありがたい環境で開院できたと思っています。

 

 

とは言え、通勤の時間に何かトラブルがあって、診療開始に間に合わないのは本当に避けたいので、今月中にはクリニックの近くに引っ越す予定です。

 

今まで働いてきた病院でも、車で5分程度の位置に住んできたので、やはりクリニックの近くに住むのが安心ですから、今回は徒歩5分圏内で探しました。

 

今は朝10時からの診察ですが、クリニックの近くに引っ越して、ゆくゆくは朝8時くらいから診療開始できれば、通勤前の方にも通いやすいのかな、と思っています。

 

 

というのも、最近になって朝6時にもなると自然に目がさめるようになりまして、、、

 

これが加齢現象というものでしょうか。

 

せっかく早起きするのだから、通院してもらえる方の役に立てれば、早起きの意味もありますしね。

 

 

ひとまずは、クリニックの近くに早く引っ越して、遅刻による不安から解放されようと思います。

 

 

 

診察1日目が無事終わりました

クリニック院長としての診察1日目が無事終わりました。

 

 前もって様々な業者さんに準備をしていただき、スタッフもトレーニングを頑張ってくれたお陰で、特に大きなトラブルもなく診療できました。

 

最大のトラブルは、早めに家を出て心の準備をするつもりだったのに、電車を乗る方向を間違えて、同じ所をクルクル回ってしまったことです。

 

結果的に30分前には到着したので、早めに出ておいて本当に良かったです、初日から院長が遅刻するところでした。

 

 

また明日も午前10時から診察していますので、心配なことがありましたら、ご相談にいらしてください。

 

予約サイトは、こちら

WEB予約 | 平和島レディースクリニック

 

最初の予約は会員登録せずに電話番号の登録だけで予約が取れますので、一度お試しください。

 

いよいよ明日から診療スタートです

このたび、クリニックを始めるにあたり、いろんなテナントを探しました。

 

北は大宮から、南は横浜まで、本当にいろんなテナントを見てきました。

 

そんな中で、平和島という土地に、「ゴトウ医院」さんという跡継ぎを探しているクリニックと巡り合いました。

 

それが4月頃のことです。

 

そこから、週に1回のゴトウ医院での診察が始まり、どのような形でクリニックを継続するかを話し合い、電子カルテをたくさん試させていただき、予約システムも希望に叶うものを見つけ出し、、、

 

あっという間に時間が過ぎて行きました。

 

5月に入ってからは、待合室のソファを準備したり、慣れない電子カルテの講習を受けたり、診察の机を組み立てたり、スタッフを募集して、生まれて初めて面接する側に回ったり、と今までにない「仕事内容」に追われる毎日でした。

 

それでも、コンサルタントさん、大家さん、業者さん、スタッフの皆さんのおかげで、何とか初日を迎えることができます。

 

平和島レディースクリニックという名称は決めたのですが、実際にそのクリニック名を使えるのは7月になってから、ということですので、明日から6月いっぱいは「ゴトウ医院」として毎日診察を開始いたします。

 

慣れない電子カルテや検査システム、院長含め慣れないスタッフで、待ち時間が長くなるかも知れませんが、受診された際にはよろしくお願い致します。

 

また、駆け出しのクリニックで改善の余地が沢山あると思いますので、直接でも構いませんし、ホームページのコメント欄からでも構いませんので、忌憚の無いご意見をいただければ幸いです。

 

それでは、今後ともよろしくお願いします。