平和島レディースクリニック

診察室では説明しきれないことを中心に

分院を出そうかと思っています

患者さんが増えてきて、一人では手が足りなくなったので、他の先生にもお手伝いに来てもらうようになりました。

 

そして、他の先生が診察をしているのを見て感じたのは、自分が「場」を提供できている事のやりがいです。

 

自分一人で診察をするだけだと、どうしても診れる患者さんには限りが出てきてしまいます。

 

でも、他の先生にも協力してもらう事で、「自分一人」の何倍もの患者さんに貢献する事ができる。これは、本当に素晴らしいことだと思います。

 

例えば、大学病院で研究に携わっていたら、その研究の恩恵を受ける何千人、何万人の方の役に立つ事ができます。

 

例えば、総合病院で研修医の指導に当たっていれば、その研修医が成長する事で、さらに多くの患者さんに貢献する事ができます。

 

同じように、開業した私にとっては、より多くの診療の場を作ることが、一つの「貢献」の方法だと思います。

 

 

また、総合病院だと、どうしても外来や手術に追われてしまって、忙しい外来になりがちなのですが、忙しさに追われる事なく、患者さんの話をしっかり聞ける外来をやりたいという産婦人科医のためにも、そういう場所を作る事で貢献できると思うのです。

 

 

私ももう40歳になりますので、自分が生きた証というか、生きた意味を考える年齢になってきました。

 

貢献の場が「生きた証」の一つになれば、と思っています。

 

都内のどこかに分院を作り、平和島レディースクリニックとカルテも共有する事で、どちらのクリニックにも自由に受診できる環境も整えたいと思っています。

 

また、話が進みましたら、ご報告いたします。