生理休暇ってご存知ですか
生理が余りにつらくて、今日は休みたい・・・というより、無理していっても仕事にならない・・・
そんな時、
生理休暇
というものが取れることをご存知ですか。
使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない
というように規定されているのです。
つまり、痛い思いを我慢してまで仕事に行く必要はない、ということ。
職場の上司が男性だと、なかなか生理痛って理解してもらえないとは思いますが、法律で決まっている訳ですから、自信をもって申請してもらいたいと思います。
ちなみに、職場から診断書を持ってこい、と言われるかもしれませんが、法的にはその必要はありません。
本人申告だけで大丈夫とされているのです。
ただ、、、産婦人科医としては、診断書を必要としてもらいたいところです。
会社に行けないほどの痛みがあると、それは
という病気が隠れている可能性があるのです。
内膜症に関しては上のブログを参考にしてみてください。
日常生活に支障が出るほどの痛みだと、やはり内膜症が心配になりますし、これは放置しておくと悪化していくことが多いのです。
もちろん、手術が必要になることもありますが、それより内服薬だけでコントロールできることが大変多い病気です。
ですので、仕事を休まないといけないほど痛いのであれば、一度は診察を受けてくださいね。
「仕事を休むほど痛いのに、病院なんていけない!!!」
いえいえ、何も痛いときに受診しなくても大丈夫です。
痛くない時に受診してもらえれば、全然対応可能ですから。