妊婦健診の4Dエコーについて
当院では妊婦健診で4Dエコーをしています。
妊婦健診は、赤ちゃんが順調に育っているかどうか、何か問題が起きてないかどうかを調べるのが大事な目的です。
そのために2Dエコーを使って、赤ちゃんの体の中を見たり胎盤の様子を見たりします。
一方で4Dエコーは、赤ちゃんを立体的に写して、動いているのを確認したりして、
可愛い〜
って感動するための時間だったりします。
私自身、妊婦健診で赤ちゃんの様子を見るのが大好きで、いろんな勉強会・講習会に出てきました。
中でも、赤ちゃんの心臓の奇形は、万が一のことがあると生まれた直後から処置が必要になるため、かなり念入りに見る部分です。
そういった、「幸せな時間」の中でも、なかなか気が休まることのない診察をするのが妊婦健診なんですが、4Dエコーではただ純粋に赤ちゃんの立体的な映像を見ることができるので、とても楽しい時間です。
4Dエコーは、赤ちゃんの周りに羊水がたっぷりあれば綺麗に見えるので、早ければ14週くらいから様子が見えたりします。
そして、30週を超えてくると、赤ちゃん大きくなり、顔の前には羊水がなくて子宮の壁が迫ってたりするので、大きくなればなるほど、4Dエコーであまり見えなくなってきます。
それでも、何とか羊水の中に浮いている手や足を見つけて4Dの映像にするのですが、やはり早めの週数の方が赤ちゃんの体全体が立体的に見えて良いですよね。
一度は4Dエコーで赤ちゃんの立体的な映像を見るのも良いと思います。
ちなみに、当院では他院で妊婦健診中の方でも4Dエコーで見れますし、ご家族と一緒に来ていただいても大丈夫です。
エコー写真はお渡ししていますが、エコー画面を撮影したり録画してもらうのも大丈夫なので、ご都合があえばぜひ。