とらえ方次第で世界は変わる
世界は自分が見たいように見える。
とてもステキな言葉だと思う。
他人の嫌な部分は気になるけど、嫌だと感じているのは自分自身の感情。
そこにフォーカスを当てるのか、違う部分に注目するのかはすべて自分次第ってこと。
でも、このブログの最後がすごく引っかかった。
今回の経験を通して彼女は変わっていくだろう。子どものために指定席を取るなど、事前準備のやり方を見直して。
期待的観測ではあるが、と前置きはあったが、自分が考えるベストな方向へと他人が行動変化を起こす、ということを期待するのはとても危険だと思う。今の職場で働くようになって、つくづく実感するようになったことだ。
他人に期待をする。その「期待」が裏切られた時に、他人を攻撃する感情を抱いてしまう。
私は「改善していくのが当然である」 「より効率的に動くべき」という自分自身の信念のようなものを、当然他人も持つべきだと思ってきた。
全てが効率優先とまでは言わないけれど、効率の悪いことはできるだけ省くべきという考え方。
その考え方が正しいとか、間違っているとか、そういう問題では無い。
他人もそうあるべきと思い込み、そうしない人間を非難する気持ちを持つことが間違っている。
他人の行動変容を促すのはとても難しく、えてして上から目線になりがち。
相手に信頼されること、相手を信頼すること、そこから始めないと、他人の行動を変えることなんて不可能である。
他人が変わっていくことを期待するのではなく、他人が変わっていけるように自分の行動を変えることから始めないと。
今年の目標である。