性病検査のススメ
おりものが増えた
デリケートゾーンのかゆみ
おりものがにおう
下腹部が痛い
このような症状があって受診される
患者さんには、クラミジアや
淋菌の検査をおすすめしています。
クラミジアや淋菌は感染してから
放置しておくと、不妊症の原因に
なるため、もし感染しているので
あれば、出来るだけ早く見つけて
治療することが必要です。
特にクラミジアと淋菌に関しては
感染したとしても、全く症状が
出ないこともあるのが厄介なところ。
そのため、心配であれば検査をするしか
方法はありません。
また、性病というものに対する
イメージとして、
「私は大丈夫」
「私のパートナーは大丈夫」
と思いがちですが、性病というものは
一度でも性行為をした経験があれば
感染する可能性はあるのです。
100%の確率で二人の間でしか
性行為の経験がないのであれば、
そこに性病が入る余地はありませんが、
一度でも他の方との性行為の
経験があれば、性病の可能性は
否定できなくなってきます。
また、婦人科でよく調べるのは
子宮に感染しているクラミジアや
淋菌ですが、これらの性病は
子宮だけではなく、のどにも
感染している可能性があるのです。
そのため、子宮を調べて問題なかったと
しても、のどの検査も受けないと
いつ子宮に感染してしまうか
わからない状態が続いてしまいます。
クラミジアや淋菌は
症状が出ない可能性
放置すると不妊に繋がる可能性
子宮だけでなく咽頭にも感染している
可能性
という特徴があります。
そのため、一度も検査をしたことが
無い方や、パートナーが新しくなった方、
心配なことがある方は、ぜひ
検査を受けるようにして下さいね。