現役産婦人科医の時間外診療

平和島レディースクリニック

診察室では説明しきれないことを中心に

医者になる、ということ

医者になるためには、医学部に入らないといけません。

 

医学部に入るためには、高校時代から受験勉強を頑張らないといけません。

 

そう考えると、高校3年間と医学部6年間の合計9年間は医師免許を取るために頑張るわけです。

 

そして、医師免許を取った後、2年間は初期研修というものを受けなければならず、それが終わってやっと◯◯科の医師として、スタートラインに立てます。

 

他の職業の詳しいことはわかりませんが、10年近くかけて、やっとスタートラインに立てる資格、というのもなかなか珍しいのではないでしょうか。

 

 

一般的には「儲かる」というイメージがあり、中には「お金のため」に医者を選ぶ人もいるでしょう。

 

そして、人の命を預かるものとして、「お金」を目標にするのはけしからん、という人もいるでしょう。

 

ただ、私は「きっかけ」は何でもいいと思っています。

 

先ほど説明したように、医学部に入ってからスタートラインに立てるまで、10年近い歳月がかかります。

 

その間に、本当にいろんなことを経験します。

 

そこで「お金」より大事なことを見つけるかもしれません。

 

私自身、医学部に入った当初の目標とは全く違う道に進んでいます。

美容外科が流行り始めた時代に医学部生として過ごし、その世界に進みたいと思ったこともありました。

 

それでも、産婦人科医として働くことになったのは、様々な指導医に恵まれた「縁」だと思っています。

 

 

 

 

多くの人にとって、高校時代は受験勉強なんかより楽しいものに囲まれる時期だと思います。

 

そんな時代を「受験勉強」に捧げるだけの「想い」があれば、医学部に入ってから、そして医者になってからの苦労も乗り越えられると思います。

 

医者になる、という「強い想い」を持って、医学部に入りましょう。

 

医者になって何をするか、なんていつでも変えられます。

 

 

ただ一つ言えることは、医者=儲かる、という図式は、将来的にどうなるか全くわからない、ということであり、医者としての仕事は、これから先も変わっていくことはないだろう、ということ。

 

「お金」だけではなく、「医師としての仕事」を本当に好きなことだけは必要になってきます。

 

 

医師として思い悩むことは沢山あり、それは「稼ぎ」では一つも解決できないことばかりですから。