生理を移動させたい人へ
旅行や受験など、この日にだけは生理がきて欲しくない、という時ってありますよね。
そういう時は、ホルモン剤を飲むことで生理を動かすことができます。
方法としては、生理を早める方法と遅らせる方法があります。
生理を早める方法について
生理の3日目から7日目までの間にピルを飲み始めてもらいます。
10日間から2週間ほどは内服してください。
内服が終わった後は、数日して生理がくることが多いです。
ただ、この生理を早める方法は時々失敗することがあります。
もし、ピルを飲み終わってもなかなか生理がこない場合は、妊娠してないことを確認した上で、ピルを再開することで、今度は生理を遅らせることができます。
生理を遅らせる方法について
この場合は、できれば生理予定の1週間ほど前からピルを内服してもらいます。
生理がきて欲しくない期間はピルを内服し続けてもらい、飲み終わって数日すれば生理がきます。
ただし、あまり長期間内服し続けていると、途中で出血してしまうので、注意が必要です。
ここまでで説明してきた
ピル
というのは、避妊の時に普段から飲む低用量ピルと、それよりホルモン量が多い中用量ピルの二種類があります。
低用量ピルだと、ホルモン量がすくないので、少し失敗しやすい、というのがありますし、中用量ピルだと、副作用で吐き気が出やすいので、飲み始めるタイミングに応じて使い分けることになります。
いずれにせよ、早めに受診してもらうに越したことはないので、もし生理を移動させたい、という希望があれば、その時点でまずは受診してみてくださいね。