現役産婦人科医の時間外診療

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現役産婦人科医の時間外診療

現役産婦人科医が診察室では説明しきれないことをまとめてみます

子宮がん検診で異常が出たら

子宮頸癌検診でひっかかった方、すごい

不安ですよね。


中には、私はガンなんですか、

って深刻な顔で来られる方もいます。


ですので、今日は子宮頸癌検診で異常が

出た方に向けて書きたいと思います。


まず、子宮頸癌検診の結果は、class分類で

返ってきます。class1とかclass2とか。

少しずつclass分類は使わない方向に

なっているのですが、まだまだclassで

記載されてることも多いので、まずは

class分類から説明しますね。


class分類は1から5まであって、1は正常、

2は少し炎症があって荒れてる状態と

思ってもらって大丈夫です。

4と5は癌の可能性が高いんですが、

3というのが一番ややこしいんですね。


癌ではないけれど、正常でもないっていう


異形成


っていう状態になります。


なので検診だけじゃなくて、精密検査が

必要になります。

検診は子宮の出口を綿棒みたいなもので

こすってるんですけど、それだと取れる

ものが少ないので、精密検査では

子宮の出口をパチッと削って、多めに

組織をとることになります。パチっと

するだけなので少し痛いんですけど、

ここは頑張りましょう。早ければ、

数分で終わる検査です。


で、その結果によっては、半年後に

もう一度検査しましょうとか、場合に

よっては、治療しましょうという話に

なります。



class3の方針に関しては、細かく分かれて

いるので、また今度、詳しく説明したいと

思います。



今回覚えておいてもらいたいのは、

class3だからといって癌ではないという事。

時々、インターネットで調べて、自分が

癌なんだと思って来られる方がいるのですが

癌の時に出てくるのは、class分類ではなく

stage分類なんです。


癌の進み具合をstage1とかstage2とかで

表すので、それをclassと勘違いされるんだと

思いますが、検診でstageを決めることは

絶対にないので、間違わないように

してくださいね!

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